最後のLove song




そんな凛は美味しそうに朝食にがっついてる

俺を幸せそうに眺めながら箸を進めている。


「美味しい?」

「ん。最高にうまいっ」


とびっきりの笑顔で凛に親指をむけたら、

凛は嬉しそうに俺に親指を向け返した。


数分して、全て平らげた俺は、食器を

流しに持っていって、外に出た。


「おーい!」

「どした?悠ちゃん。」


俺の声にひょこっとベランダから顔を出した凛に


「お前のチャリどこ?」


と聞いた。