「今すぐ答えてくれなくてもいい。だけど、俺がそれくらい結さんのことを好きなことだけ知っておいて」
伝わってるよ、感じてる。
だっていつもあんなに余裕な顔のあなたが、逃がさないように抱き締めて、絞り出すように気持ちを伝えてる。
それだけで、その気持ちがどれほどのものかわかるから。
「…うん、」
頷き、その胸のなかに顔をうずめた。
まばゆい光
心を満たす体温
赤い靴は、もういらない
あなたとなら
裸足でも、どこまでも歩いていける。
沢山の愛に 包まれて
end.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…