知られた。
私の罪。過ち。すべての原因。
『子供殺した女が偉そうに!!』
戻らない、時間
「…、」
消えない
驚いた彼の顔が、消えない
「っ…」
駆け込んだ自宅の脱衣所で、ぐちゃぐちゃな頭を抱えて座り込む。
悪くない、誰も悪くなんてない。
将吾も、彼女も。
ただ一人、私だけが悪いの。
私のせいだから、責められて当然で、そう思いながらまた記憶が蘇る。
『一緒に育てような』
『うん』
幸せな時間
『っ…きゃあああっ』
伝う痛み
『……』
『…ごめん、ごめんなさい…』
失った、命
全て私が背負うもの。
全て、全て、