小春は一人でわりとはやめに 玄関から出てきた きちんと手入れされた きれいなセーラー服、 茶色っぽいロングヘア、 自分の可愛さを わかったかのような ぱっつん前髪、 ちいさくて細い足、 いかにもジロジロみる俺に 小春は不思議な顔をしていた 雅『あっ!西野さん? ちょっと時間いいかな』 小『十分で終わるなら』 意外と生意気だ でも俺は笑顔を崩さない