不器用王子様と泣き虫お姫様




トボトボ帰る小春に
追いつくのは簡単だった

俺の足音に気付いた小春は
俯きかげんに振り返った


雅『あー...大丈夫?送ろうか?
なんか悪いこと言った?』

俺は、確信した
この子は俺を好きだったんだ
だから泣いたんだ

罪な男(´///ω///`)

あの時の俺を
殴りたい、本当に



だけど、小春の口から
出てきた言葉は
あまりにも意外だった