甘々!?危険な男子校LIFE ♡


私はくるりと人だかりに背を向けた。

すると、何か強いものに腕を捕まれた。

「…えっ!?」

とっさに振り向くと、1人の男子が私の腕を掴んでいる。

「無視しないでよー亜美ちゃん!」

その人はニヤニヤと笑っている。

こ、怖いよーーーー!!!!

「寮まで案内するからさー、先生に寮の鍵もらいに行こうか。」

いやいや、結構でございます。

と、声も出ず…

いつの間にか、2人くらいの男子に肩を抱かれ、そのまま廊下まで出される。

「じゃあ、行こっか!」

「…やだっ…」