ダイニングルーム…?
と、書かれた部屋を覗いてみる。
ここだよね?
おそるおそる入ってみる。
その瞬間、私は驚いた。
わぁ!広いし、綺麗!!!
部屋の中を見渡しななにがあるかを確認!
キッチンはあまり使われてなく綺麗なままだし、部屋の中央には大きな木製のテーブルが置いてある。
ランプは料理を美味しく見せるオレンジ色の蛍光灯!
みんなはここでご飯食べてるんだよね。
その割りには使われてないキッチンとか、誰かが掃除でもしてんのかな?
「意外と綺麗でしょ?」
誰かの声がして振り返った。
「あ、未来…。」
「気に入った?」
未来はにっこりと笑う。
…やばい、カッコいい…///
「う、うん!綺麗でびっくりしちゃった。キッチンとか、すごい新品みたいに掃除されてて、誰か掃除でもしてるの?」
私がそう尋ねると、未来はきょとんとした。
「…。ここのキッチン、俺ら1度も使ったことないよ。」
「え!?そうなんだ、もったいないね。」
こんな綺麗なのにーっ!
「じゃあ、みんな何を食べてんの?」
「え?カップラーメンとか、コンビニ弁当とか…。」
未来は平然と答える。
「そんなの栄養バランス悪いよ!ちゃんとしたもの食べなきゃ!
毎日コンビニ弁当とかカップメンってこと!?
体に悪いよー。
「待って、私が作るから!未来は座っててー!」
料理には自信があるからね。
