エレベーターで4階まで行って、406号室を探す。
「あ、あった。」
一番奥の部屋だ!ラッキー!
私はわくわくしながら部屋の鍵を開けて入った。
「わぁ、綺麗だね!もっと汚いとこ想像してた。」
部屋は、4畳くらいの部屋と、6畳くらいの部屋と2つあって、トイレとお風呂場がついていた。
すごい!お金かかってるな…。
響は玄関で待っていた。
あれ?入らないのかな?
「響?入らないの?」
私がそう尋ねると、響はため息をついた。
「…俺はいいから。」
響の言っていることがあまり意味わかんないけど、私は部屋をもう一度見渡す。
「あ、あぁ!」
私はあることに気づいてしまった。
