「めんどくせぇから俺も悠でいい。」 「…俺も…。」 続けて悠くん、春斗くんも言う。 「わ、わかった。」 あわてて返事をする。 「よし、もういいな。じゃあ、さっそく案内するか。」 響は、少し笑って部屋を出た。 「あ、待ってっ!」 ちょ、ちょ、待ってよぉぉ。 私も勢いよく部屋を飛び出した。