「そうそう。女の子は素直じゃなきゃ!」 楓くんが満足そうに言った。 「今日は、もう帰るか…。寮の鍵を貰いに行く。案内する。」 響くんうそう言うと部屋を出ていった。 しばらくして、響くんは1つの鍵を持って帰ってきた。 「これが亜美の寮の部屋の鍵だ。」 私の手をとり、優しく手のひらに鍵をのせてくれた。 「…ありがとう響くん。」