幼なじみはバスケバカ!




その時…。


「こぉえん行きたーい」



アサちゃんが右手で指をさし、左手は彰君の袖を引っ張った。



「公園?こんな寒いのに?」



まじかよって顔で彰君がアサちゃんを見た。



「こうーえーん」



アサちゃんはそう言うと公園の中へ入ってしまった。



アサちゃんは何を考えてるのかな??



あたしには何を考えてるのかさっぱりだよ(笑)。


まー、アサちゃんの考えてる事が分からないのは今に始まった事じゃないけどね(笑)。




「じゃぁー、寄ってくか」



彰君はそう言うとアサちゃんの後を追って公園の中へ入ってしまった。