幼なじみはバスケバカ!

大人達もいい感じに酔っているから今は近づかない方が良さそうだ。



「なんか…、今は大人達に近付くとアサ姉みたいになりそうだし、とりあえず俺の部屋に避難する?」



彰君がもうアサちゃんだけでうんざりって顔をしながらそう言った。



アサちゃん一人でも大変だったのに大人達の面倒までは見れない。



「うん、その方がいいよね」



もう絡み酒は十分だ。



あたし達は彰君の部屋へと向かった。




「ふぅ、やっと落ち着けたね」



「そうだねぇー、アサちゃんがあんなに強く抱きついてくるとは思わなかったよ」



彰君にくっつく事も思ってなかったしね。




まぁー、それを言うと明らかにバレちゃうから言わないけどね。