幼なじみはバスケバカ！

「変らの飲まそうとした罰なのらぁ、彰もワカひゃんも持って帰るのらぁ」



あたしは相変わらずアサちゃんにホールドされたまま。



アサちゃんは机の上に置いてあるビールを呑んでいる。



ううぅー。



皆さん、お酒を飲むときはこうならないように注意しましょうね。



もう、それしか言いようがないわ。



それからかなり時間が経ち、



「大丈夫？」


アサちゃんがおとなしく寝てくれた。



彰君はあたしの体に巻き付いているアサちゃんの手を解きながら心配そうに聞いてきた。



「ううぅー、アサちゃんのばかぁ」



今はそれしか言えない。