「え、アサちゃんこんないいの和奏にくれるのー?ありがとねー、これで和奏も、もう少し女の子ぽくなれたらいいわぁー」
お母さんはそう言ってまたキッチンへ戻って行ってしまった。
あ、あたしだってそれなりに女子力あると思うんだけどなぁ。
「和奏もそんな年頃になったかぁ」
おじいちゃんみたいな事を隣でしみじみと言う彰君。
あ、そっか彰君にはまだ化粧をしたあたしを見せたことがない気がする。
「あ、あたしだって化粧くらいするもんっ」
あたしがそう言うと彰君はえっそうなの?って顔であたしを見た。
「え、そうのかぁ?今時の中学生ってすごいなぁー」
「あんた、あたしより年とってる人みたいよ」
アサちゃんが彰君をありえないって顔でみている。
お母さんはそう言ってまたキッチンへ戻って行ってしまった。
あ、あたしだってそれなりに女子力あると思うんだけどなぁ。
「和奏もそんな年頃になったかぁ」
おじいちゃんみたいな事を隣でしみじみと言う彰君。
あ、そっか彰君にはまだ化粧をしたあたしを見せたことがない気がする。
「あ、あたしだって化粧くらいするもんっ」
あたしがそう言うと彰君はえっそうなの?って顔であたしを見た。
「え、そうのかぁ?今時の中学生ってすごいなぁー」
「あんた、あたしより年とってる人みたいよ」
アサちゃんが彰君をありえないって顔でみている。


