幼なじみはバスケバカ!

「あ、あはは。ありがと」



どうしよう、また参考書(笑)。



アサちゃんがあたしの為に買ってくれたのはすっごく嬉しいけどさ?(笑)



「うんうん。傍迷惑ってのが顔に出てるぞー」



彰君はあたしの気持ちを読み取ったらしくそう言った。



この時はあたしの気持ち分かってくれるのにどうして恋になると鈍感になるのかなぁー(笑)。



「そ、そんな事、ないよ?」




たしはそう言いながらもひきつった笑いしかできない(笑)。



「さてっと。冗談は置いといてー」



アサちゃんはそう言うと何事もなかったようにまた違う袋をあたしに渡してきた。