先生は返事を聞かないあいだに
キッチンへ向かったが
近いため向かったって言えない
「わ、私...なんでもいい」
夕食って何食べるか
全然考えつかなかったので
先生に任せることにした
「なんでもいいんだな??」
そう言うとキッチンに向かって
何か作り出した
数分後
テーブルには簡単な
チャーハンが置かれた
でも、
そんな簡単なチャーハンでも
私にとっては豪華な夕食でもあった
私の夕食はコンビニ弁当
これが普通になっていくから
「いただきます」
初めてではないが
久しぶりに誰かと食事をする
私はそれだけで胸がいっぱいになった

