恋、してもいいですか?



「着いたぜ」


そういう先生は


キョトンとしている私に


追加でこう言った


「俺の家」


そう...


ここのマンションは


先生の家だった


いや...マンションの一室ね


「先生の家??」


どうして先生が


家に連れてきたのか分からなかった


「そう、俺の家...お前、帰りたくないんだろ?」


私の思っていたことが


分かっていたそうだ


「う、うぅ...あ、ありが、とう...」


今にも泣き出しそうな声を出したせいか


「お、おい...ハァ...入ろうぜ...」


とりあえず


泣き出しそうな私を


案内してくてた