そうすると
先生はさらにびっくりたしたようだ
「うぅ...ひっく...う、うぅ...」
声を押し殺して泣いている私を
先生は黙って
本当に無言で
抱きしめてくれた
「無理すんなよ...泣きたい時は泣けばい」
そんな言葉に私は
押し殺していた声を
思いっきり出した
「う、うわぁあぁぁあぁぁん...」
それでも先生は無言で抱きしめる
先生の腕の中はあったかい
私は守られているようで
安心した
私の気が落ち着くまで
そばにいてくれる先生は
先生じゃないみたい
なんだろう...
この気持ち...
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