「友達にいじめられたか??」
どこからか声がして
私はびっくりした
こんな時間に誰も公園に来ないから
後ろを振り向くと
「よっ!!」
と手を挙げた
先生が立っていた
「な、なんでここに??」
涙を拭いて
何もなかったかのように
聞いた
「ったく...菊池が心配してたぞ」
そう言って私の隣に座った
「なんで優那が関係してくんのよ」
私は先生を信用いていなような
突き放した言い方で言った
「なんか分かるんだよ」
暗くなった空を見て
つぶやくような
独り言のように言った
「意味わかんない」
私もつぶやくように言った

