〜〜5時〜〜

「凌!!」「すみれ……」

俺が噴水広場についたときには、

すみれが先にきていた。

2人で噴水のそばに座る。

「……凌…今日、一緒にいたのって

彼女さん?」

「…違うよ。羽瑠は父さんの再婚相手の

子供。俺の義理の姉だよ」

「……そうなんだ…よかった」

…よかった?どういうことだ?

「…私ね……今でも凌が好きなの…」

「え…」

すみれが……俺を…今でも好き…?

まさか…俺と同じことを言おうとしてた

なんて…。