「羽瑠ー?おきなさーい!!」

「はーい!おとーさん!おかーさん!

今日は遊園地行くんだよねっ?」

「………ごめんなさい。羽瑠」

「……どうして謝るの?」

「…今日は…遊園地行けなくなっちゃった…」

「…じゃあっ今度行こうね!」

「………もう3人では行けないの…」

「え?どういうこと?」

「………お母さんとお父さん………

離婚するの…」

「……り…こん…?」

「そうよ……お父さんは出てったわ…」

「…な…んで?お母さん、あんなに

お父さんのこと…大好きだったじゃん!

お父さんもお母さんのこと……」

「羽瑠!!!いい加減大人に

なりなさい!!!離婚は決まったこと

なの!あなたがどう言おうとお母さんと

お父さんの気持ちは変わらないわ!!」

「ど…して…?お母さん!!

お母さん!!」