【いきなりメアドもらっちゃってごめんね!
若菜です!
これからよろしくね!】

あたりさわりないメール。
「送信っ。」っと。
するとすぐ私が大好きな歌手の音楽と共に着信が伝えられた。

おそるおそるメールを開くとそこには短いながらも人柄が伝わってくる文があった。

【こちらこそよろしくな!
俺は禮木って知ってるかww】


その日は今まで全く知らなかったとは考えられないくらい長くメールした。

時計は夜の1時を指そうとしていた。

すると突然メールが途絶えた。
「ちょっと。いきなりどうしたの。
無視されるような文だったのかな…。」


不安と眠気は一気に襲ってきた。
するとみるみるうちに眠ってしまった。