部屋に戻り蓮は真っ直ぐソファーに座った。


私はぼーっと扉の前に突っ立っていると、蓮は自分の隣をぽんと叩く。


隣に座れと言う意味だと分かった私は駆け寄りちょこんと座った。


しばらくの間、沈黙が続き隣の蓮をちらっと見ると不機嫌な顔をしていた。


何と無く恐る恐る蓮の服の裾を掴んでみる。