【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜

「なんで、嬉しいの?」


「あ?だってお前、ヤキモチ妬いたんだろ?

嬉しいと思うのが普通だろ?

めったに妬かねぇし。」


そう言われた瞬間頬が熱くなった。


「わ、私は!いつも妬いてる!!

蓮の方が妬かなくて不安だもん。」


「お前何言ってんの?

俺は本当は誰にもお前を見せたくないくらいなんですけど。

今日だって男どもずっとお前見てたし。」


不機嫌そうに言った。