【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜

私と蓮はお互い向き合い、指輪の交換を始めた。


交換が終わると、


「それでは。

誓いのキスを…」


神父さまはにっこり笑った。


私は少し屈み、蓮が私のベールを上げた。


誓いのキスの前、


「美怜…俺に一生ついてこい」


…………っ………


「…はいっ!」


そう交わして誓いのキスをした。


その瞬間、わーーーっと歓声が上がり皆からおめでとうの言葉が飛んできた。