そして皆がワイワイ騒いでいると、


「美怜っ……‼︎」


莉央が走って抱きついて来た。


「莉央…」


「ばか!ばかばかばかばか…っ!」


「うん、ごめんね莉央。あんなの嘘なの…

私、莉央は大事な友達なの」


「わかってる!ばかっ……ぁ!

でも…私の方がもっと…ばかなのかも…」


そう言って莉央は笑った。


「私とまた友達でいてくれる?」


不安気に聞くと、


「当たり前!大親友!」


不安を飛ばしてくれる答えをくれたんだ。