「ふっ……ううっ……グスッ…。

うわぁぁぁあっ…ひっく…やだ…やだぁっ…。

離れたくなんかっ…ないのに!……。

もう1人は嫌ぁ……」


私はその夜とにかく泣き続けた。


蓮たちから電話やメールがきても出なかった。


壊れたティーカップやぐしゃぐしゃの紙も片付ける気になれずそのまま寝室に向かった。


そして何も考えず眠りについた。