【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜

「れっ…ん…」


離れようとすればするほど蓮はやめてくれない。


息が苦しくなり蓮の胸を叩く。


するとやっと離してくれた。


「離れらんねぇだろ?」


蓮は私の唇を指でなぞりながら妖しく笑った。


「……はぁ…はぁ…ばかっ!」


「ふはっ…顔真っ赤」


と言って頭を撫でた。


「蓮はずるいよっ…」


「ん?そんなの前から知ってんだろ?」


そう言ってまたキスしてきた。