「遠矢はな、人一倍誰よりも仲間とか家族とか…大事にしてたんだ。
怜奈に子どもが出来た時、あいつ言ったんだよ。
俺の過去で子どもを危ない目に合わせたくないって。
幸せになって欲しいって
俺たちは遠矢と怜奈が別れてなんて欲しくなかったから…こうするしかなかったんだ。
俺たちがお前ら家族を守るからって約束したのに。
結局は…美怜を危ない目に合わせちまってる。
遠矢に頭上がんねぇよ。」
ひろくんが悲しい目をして私を見つめた。
怜奈に子どもが出来た時、あいつ言ったんだよ。
俺の過去で子どもを危ない目に合わせたくないって。
幸せになって欲しいって
俺たちは遠矢と怜奈が別れてなんて欲しくなかったから…こうするしかなかったんだ。
俺たちがお前ら家族を守るからって約束したのに。
結局は…美怜を危ない目に合わせちまってる。
遠矢に頭上がんねぇよ。」
ひろくんが悲しい目をして私を見つめた。

