「私の為?」
「うん。俺たちの時代はね?
たとえ暴走族を辞めたとしても、狙われたりする時が多かったんだ。
だから、遠矢はそうなるくらいなら怜奈と別れるんだって。
でも俺たちは遠矢と怜奈がどれだけ愛し合ってたか知ってるから…
だから後に続く奴らには俺が総長だったって事にしたんだ。
遠矢にはたくさん世話になってたから…恩返ししたくてな。」
と、つーくんが困ったように笑った。
「うん。俺たちの時代はね?
たとえ暴走族を辞めたとしても、狙われたりする時が多かったんだ。
だから、遠矢はそうなるくらいなら怜奈と別れるんだって。
でも俺たちは遠矢と怜奈がどれだけ愛し合ってたか知ってるから…
だから後に続く奴らには俺が総長だったって事にしたんだ。
遠矢にはたくさん世話になってたから…恩返ししたくてな。」
と、つーくんが困ったように笑った。

