「……で、以上です。
これが私の全てです。」
ふぅっと息を小さく吐き周りを見渡す。
誰一人として言葉を発さなかった。
すると、
「美怜…すまない‼︎」
とひろくんが頭を下げた。
「ひろくん!頭を上げて?
私は誰かに頭を下げさせたくて話したんじゃない!
やめて!ひろくんが謝る必要が…どこにあるの。
だから頭を上げて…お願い。」
ひろくんは静かに頭を上げた。
「私、決めたの。
逃げてばかりじゃ何も解決することなんてない。
私が守りたいものは守り抜く。
同じことは繰り返したくない。
あの人と闘うって決めた。
ここにいる皆や私と関わりある人全員傷つけない。
あの人の思い通りにはさせないから。」
これだけは絶対に…。
これが私の全てです。」
ふぅっと息を小さく吐き周りを見渡す。
誰一人として言葉を発さなかった。
すると、
「美怜…すまない‼︎」
とひろくんが頭を下げた。
「ひろくん!頭を上げて?
私は誰かに頭を下げさせたくて話したんじゃない!
やめて!ひろくんが謝る必要が…どこにあるの。
だから頭を上げて…お願い。」
ひろくんは静かに頭を上げた。
「私、決めたの。
逃げてばかりじゃ何も解決することなんてない。
私が守りたいものは守り抜く。
同じことは繰り返したくない。
あの人と闘うって決めた。
ここにいる皆や私と関わりある人全員傷つけない。
あの人の思い通りにはさせないから。」
これだけは絶対に…。

