「それが…神田組…そうでしょ?」


私は5人を見渡すように言った。


「なんでお前が神田組のこと知ってんだ?」


勘が鋭い大和くんがすかさず問いかける。


「ごめん。まだ言えないの。」


私の答えに顔を顰めた。


「っ…わかった。」


ごめんね大和くん。


「それで?私を紹介した意味は?

神田組と何かあるから?

危ないのは誰?翼翔会?それとも私?」


聞きたいことがあり過ぎて一気に聞いた。