【完】続・狼王〜全国一の暴走族とわたし〜

「朝陽でいいよ。こっちも大河で十分」


朝陽が笑いながら話した。


「なーんでお前が勝手に言うんだよ!朝陽‼︎俺はなぁ…「さっさと座れ大河」


蓮が大河の話を途中で切った。


「はいはい。で!あとの2人は〜?」


「2人はもう少ししてから来るってよ」


朝陽が携帯を見ながら呟いた。


2人…?


「ねぇ、蓮。まだ来るの?」


「あぁ。それより…お前に先にこの二人のこのと話しておく。朝陽。」


2人のこと?何かあるのかな……?


「あのね、美怜ちゃん。君は狼王の姫だろう?

ということは俺たちの姫でもあるんだよ。」


「え?……朝陽と大河の…?」


「まぁ、正確に言うと俺たち族のって事かな?」