「みーづーきっ!」 「あ、先輩。どうしたんすか?」 瑞貴が青団に入団して一ヶ月。団にも馴染み、訓練も他の団員と同じメニューがこなせる様になった頃。廊下を歩いていたら桐生律(きりゅう りつ)が飛びついてきた。 「一ノ瀬が団長室に全員集合だって!」 「へぇ、珍しいっすね」 「うん、珍しいよね。僕はまだ他の人も呼ばなきゃだから先いってて!」 「はーい」 全員集合ということは、何か大事な知らせのはず。 瑞貴は気を引き締めて団長室へ向かった。