君。時々。涙



ちょ、ちょ、この人は何をやってるの!?
あたしはどうしたらいいかわからずただされるがまま
ただ目の前の彼を見つめるだけで。
彼のくっきりとした目があたしを放さない
この人…すっごく、かっこいいなあ
整いすぎた顔。

やばいよお…


「せんぱい、顔。ちょー…熱い」




「な、んで…」
精一杯。喋るので。体熱い。



「ん?」



ドキドキ半端なくて、体熱くて、このままだったらあたしほんとやばいから!!


「ちょっ何すんの!?この、変態!!」


彼の手を払いのける。
な、なんで。てか。この人ベットに乗り上がってきてるし!!
な、なに??この人!!
あたし、この変態な後輩から襲われちゃう!?


そんなの嫌だー!!

「ふっ」

「………」


「あははっ先輩面白っ」

あたしが面白い…?
急に笑い出した彼。あたしは何がなんだかわかんなくてただ彼を見つめる


「変態、とか。うける。男はみんなそーゆうもんだよ?」