突然瑠佳が立ち上がり

教室のドアの方へ行った

何気なくそれを

見ていたら瑠佳が

こっちを見て指で

天井がある上をさした


それは、中学から

使ってるあたしと瑠佳の暗号。


まだ使ってるってだけなのに

あたししか知らない

彼の一面が見れたみたいに

この瞬間は、

胸がキューってなって

心の中で何回もスキと

あなたに言ってるんだよ?