甘ったるいくらいで

一呼吸置いた後、セイくんがいった。

「ごめん、そんな反応示すとは思わなくて・・・。」


何それ?

あたしのことなんだと思ってるの?


あたしはよりいっそう怒りを込めた目を向けた。

彼もあたしを見つめ返す。




・・・が、すぐに、自分の掌を見つめ始めた。


「・・・って、あ、あれ?うそ・・・マジで?」

セイくんが急に動揺しだす。


「・・・何よ?」



彼は髪をくしゃっと触るといった。

「さっきので、コンタクト、落としたみたい・・・。」