あんまりにもうるさいから鞄から解答用紙をすべて出して見せる。
口で言うと信じてくれなさそうだし。
あたしが見せた解答用紙に書かれた点数を見て目が点になる3人。
「「「……ウソだろ………」」」
「ね、凄いでしょ⁇瑠奈、コレでそこそこなんて言うのよ腹立つ」
「だって、ちょっとしたミスが目立つから……」
「ちょっとしたミスってそれで何点落としてるのよ逆に」
「……2点くらい。でも、それが無ければ満点だった教科が結構あるんだもん」
「………満点なんて普通は取れないよ」
「俺も満点なんて久々にみた……」
「逸輝がこんな事言うって相当だよ」
「………瑠奈ちゃんって完璧だね」
「ちなみに、あの2人には勝ったの今回のテスト」
「んー……わかんない。聞いてみる⁇」
「聞いてみたら⁇」
「聞いてみよーっと‼」
「あの2人って誰⁇」
「……隼人と璃菜」
あたしはお兄ちゃんの番号を探しながら逸輝に聞かれた事に完結に名前だけ言う。

