?「また毎朝恒例ちわ喧嘩かよ」

美・浩「悟!」

工藤 悟(くどう さとる)

一言で言えば、モテる

高一のときに、席がとなりで仲良くなった。

見た目はチャラチャラしてるけど、根っからの真面目

悟「ったく、お前らの喧嘩は、見飽きたわ、てか喧嘩じゃなくてじゃれあい?」

美「違うしっ!こいつがいきなり抱っことかしてくるからだもん!」

浩「元といえばお前が飛び掛ってくるからいけないんだろ?」

美「はぁ?あれは朝 ?「はいおしまーい! 」

話を遮ったのは、あたしの親友の五十嵐 沙奈(いがらし さな )

背がちっちゃくて、小動物みたいだけど、とてもしっかりしている


そして、浩太が想いを寄せる人だったりもする


沙「飛び掛る美紀ちゃんも悪いし、いきなり抱っこして美紀ちゃんいじめる浩太君も悪い!」

美「さ、沙奈…」

浩「…」

沙「ほら!二人とも謝りなさいっ」

美「う、沙奈に言われたらしょうがない、、ごめん。」

浩「お、俺も、わ、悪かったよ」

(声裏返ってるし…)

そばに沙奈がいるからか、浩太は、とても緊張しているように思えた。


悟「あ、次理科、」

美「あ、そうだった、後五分しかないじゃん!」

沙「ほんとだっ!皆!早く行こっ!」

顔を真っ赤に染める浩太の横を通り過ぎる。

きゅうう

(まただ…)

胸、痛…

浩太と、沙奈が話しているだけで胸が締め付けられる。

(苦し…)

そんな思いを抱きながら、あたし達は理科室えと急いだ