「やった!!」


私は今年、高校生になる。
いままで必死に勉強して
第一志望校に合格することができた。

「やったね梨乃!私もあったよ!」

「やったあ!」

彼女は私の親友。
真樹。
スタイルが良くて、運動神経抜群。

「ちょっとお、梨乃、何泣いてんのよ!」

「うう、だって!」

いままでつらかったから、本当にうれしかったんだもん。
 

「私たち、もう高校生になるんだね...。」

「そうだね、」

「早く、あの人に会えるといいね?」


「...うん」



実は、私はまだあの人のことが忘れられなかった。
ずっと会える日を待ってたけど
あれからあの人と会うことはできなかった。

「でも、きっとあえるよ!がんばりな!」


「うん!!」


もう一度、会いたい