パーカーから少し見えている爪にはピンクのマニキュアが塗られている。
ピカピカひかっていて、眩しい。
「私なら、即オッケーしちゃうな、きっと」
少し偉そうに先輩ぶって答えた。
下駄箱で靴を履き替えながら、今日は風助の自転車に乗れるだろうか、と考える。
そういえば、なんで音楽室から駐輪場までのあいだだけなのに亜美は私と帰りたがるんだろう。
別に私は大丈夫だけど、亜美はどうなんだろう。
きっと、半分は習慣で、半分はしょうがないって思ってるんだろうな。
亜美の靴はローファーではなく、スニーカーだ。
パーカーとあっていて、活発な感じに見える。
ピカピカひかっていて、眩しい。
「私なら、即オッケーしちゃうな、きっと」
少し偉そうに先輩ぶって答えた。
下駄箱で靴を履き替えながら、今日は風助の自転車に乗れるだろうか、と考える。
そういえば、なんで音楽室から駐輪場までのあいだだけなのに亜美は私と帰りたがるんだろう。
別に私は大丈夫だけど、亜美はどうなんだろう。
きっと、半分は習慣で、半分はしょうがないって思ってるんだろうな。
亜美の靴はローファーではなく、スニーカーだ。
パーカーとあっていて、活発な感じに見える。
