「ごめん、ごめん、待った?」
ふと、音楽室のドアが開いて、亜美が出てくる。
その声を合図に私の思考は学校に引き戻された。
顔の前で手を合わせて申し訳なさそうにウィンクする亜美に、私は「ううん、全然待ってないよ」と適当に返事をする。
本当に、考え事してる時って時間が早く過ぎる。
嘘は言ってない。
ふと、音楽室のドアが開いて、亜美が出てくる。
その声を合図に私の思考は学校に引き戻された。
顔の前で手を合わせて申し訳なさそうにウィンクする亜美に、私は「ううん、全然待ってないよ」と適当に返事をする。
本当に、考え事してる時って時間が早く過ぎる。
嘘は言ってない。
