「やめてよっ…ひな…うっ…ひな…
汚いから…うぅ…汚れちゃったよっ…
さ…さわったら…りゅ…と…せんぱ…い
汚れ…ちゃうっ!!」
うまく喋れなかったのを覚えてる。
「ひな…?大丈夫。俺わ大丈夫だから。
いまわ自分の心配しろって。
汚れてねーよ。ひなわひなだろ。
汚くもねーし汚れてもねーよ。」
どうして、こんななってるのに
助けてくれるの?
どうして、ひなを探してくれたなの?
ねえ、どうして?
「とりあえず、ひなうちいくぞ」
ひなわ龍斗先輩におんぶされて
龍斗先輩んちむかった…はず…。
気がつくとひなわお風呂に入っていて
龍斗先輩がひなの身体を洗っていた。
