13歳〜必死に生きた〜



「やめてよっ…ひな…うっ…ひな…
汚いから…うぅ…汚れちゃったよっ…
さ…さわったら…りゅ…と…せんぱ…い
汚れ…ちゃうっ!!」

うまく喋れなかったのを覚えてる。

「ひな…?大丈夫。俺わ大丈夫だから。
いまわ自分の心配しろって。
汚れてねーよ。ひなわひなだろ。
汚くもねーし汚れてもねーよ。」

どうして、こんななってるのに
助けてくれるの?
どうして、ひなを探してくれたなの?
ねえ、どうして?

「とりあえず、ひなうちいくぞ」

ひなわ龍斗先輩におんぶされて
龍斗先輩んちむかった…はず…。

気がつくとひなわお風呂に入っていて
龍斗先輩がひなの身体を洗っていた。