三次元男子、攻略法。


「ぶっ!!!おま、その顔は不細工過ぎんだろ」




・・・・・ぶ?




「ぶ、ぶふぁいふぅ(不細工ぅ)~~~~!!??」




閉じていた目を開けると、そこには私の顔を見て笑う浜崎斗真の姿が。




「なに、キスでもされると思ったわけ?」




笑いながらそういう浜崎斗真に、カァァっと顔が赤くなるのが分かる。




「ふぁ(は)、ふぁなふぃ(はなし)、て!!!」




私の両頬を挟む浜崎斗真の手を引っぺがすと、私は目の前で未だに笑っている奴を睨みつける。




「最低。純情な乙女心もてあそぶなんて」




そういうとさらに笑い出す浜崎斗真。




「純情な乙女心ってお前・・・・・ふはっ、妄想ばっかしてる女のどこが純情なんだよ・・・・っ」




こんの男は~~~~~っ!!!!!