俺は彼女を引き留めていた。 「なに?」 振り向いた彼女は、記憶をたどっても思い出せない制服を着ていた。 「どこの学校?何歳?」 「はぁ?・・・何歳?って・・・言う必要ないし、女の子に聞く質問じゃないよね?」 苦笑いしてはぐらかされた。 「連絡先・・・教えてよ」 俺にしては頑張った。 のに・・・ 「ケータイ持ってない」 頭に鉛が振ってきたかのように頭が痛い なんか、俺・・・撃沈