うわ。人多くね?




クラス発表の紙の前にたくさん人がかたまっている。





「めちゃくちゃごちゃごちゃしてんじゃん。あんなか行くのやだわー…」







「まぁしょーがねーじゃん?さっさと見てぬけよーぜ。」






「おう。そだな。」







えっとー…俺は、何組だ???








4組か。知らねーやつばっかじゃん。笑






あ、晴斗も4組じゃん!!よかったぁー




「俺ら一緒じゃん!やった☆」







「だな!よっしゃクラス行くか!」




ガラガラっ



「きゃぁぁぁぁ!海斗クンーっ♡おはよーっ!」


「同じクラスだね!!!よろしくーっ♡」


「私、○○○○って言うの!!覚えてね♡」




クラスに入った途端とびかう女子の声。





めんどくせぇ…。俺、こーゆう女子苦手なんだよね…。




「なんだよーっ海斗だけずりぃ。」






「ずるくねーよ。めんどくせぇだけ。」








「はーぁ…これだからモテ男くんは…」







本当にめんどくせぇだけだもん。






「ねぇねぇーっ海斗クン♡メアド教えて!」






ガラガラっ





ん?





あいつ、朝の!!!!!




同じクラスなのか。。。





「おーぃ。海斗クーン!ねぇってばぁ!」






「………。」






なんて名前なんだろ…






「海斗に今話しかけても無駄だね。こいつ、前から考え事するとなんもまわりが聞こえなくなるんさ。笑」





「うう。またあとでききにくるからね!」