「……うっ、……ごほっごほっごほっ。……はっ、はっ、はっ……」
「美雨!大丈夫か?!」
声をかけても、苦しそうに呼吸をしている美雨。
過呼吸になってるようにも見える。
「…はっ………昴…兄、?」
美雨が薄く目を開いて、声を出した。
「……く、る…しい……はっ、はっ。……びょ、う、院……」
それから、美雨はまた目を閉じた。
「黒瀬!」
「……はい」
「お兄さんに救急車出してもらえ」
ここに黒瀬がいて良かった。何かと便利だ。
あいつだよ。あいつ。
びゃく……何だったっけ?忘れた。もういいや。
では、薫を呼び出しますか!!
「―ピンポンパンポ 薫先生、5秒いないに理事長室まできてください。来なければ……。ブチっ」
