迷子になり、よろよろとあるいていると……
――ザー…
ふと、水が流れる音がして、探してみると……
「噴水っ??!」
そこには噴水、大きな木が設置されていた。
地面は、人口芝生だと思う。
いや、ここ学校だからね?
噴水とか、あっていいわけ??
常識外れな学校だこと。
――キーンコーンカーンコーン
あ、多分、HRの始まりであろう呼鈴がなってしまった。
転校そうそう遅刻か。
いや、遅刻したのは私が悪いんじゃない。この学校が広いから悪いんだ。
うん。絶対そう。
私は、一人で納得して
暇だから、さっき見つけた芝生のところで誰か来るのを待つことにした。
よいしょっと、大きな木の幹に背中わ任せて座った。
んー!きもちーい
そのまま眠れそう……
そう思い、目を閉じた時だった。
――ガサっ。
……ガサっ?
