なんか騒がしい。



どうせ男しかいないからつまらねぇ。





リビングを開けた瞬間一瞬固まった。



「女子…?」



そこに女子がいることに驚いた。


しかも全員集まってるし。




てか、あいつがいることに驚いた、の方が正しい。




「葵…」



自然と名前が出た。



そいつは、俺がアメリカにいた時に好きだった女の子だった。



いや、もーすっかりあいつは女だ。



小さい時のような可愛らしさではなく、綺麗といった感じだった。