お嬢様と5人の男子の恋物語

「え…」




私が戸惑ってると、耳元に吐息がかかる。


「…?!」


私は思わず体がビクッとなった。



そして耳元から吐息とともに低い声が聞こえた。



「聞きたいことって何?」



それがくすぐったくて、振り返った。


「な、なに?!」


すぐ目の前にあった顔は、恭介のものだった。



相変わらずかっこいいのね…



っておい!

そーじゃなくって!



一人で必死にのりツッコミをしてると、ため息が聞こえる。


「俺の質問無視?」


じっと目を見てくる恭介。


それが耐えきれず、目をそらした。


「か、佳代さんに入学式いつか聞こうと思ったのよ…」



声は小さくても、私の心臓はうるさかった。


「へぇ…」


と興味なさそうにつぶやいた瞬間


私の腕を引っ張り抱き寄せてきた。



「へ?!」


マヌケな声が出た。